Azure、AWSの違いと使い分け

みなさん、こんにちは。今日も元気いっぱい佐藤です。

これまでIaaSの領域ではAWSが圧倒的一位でしたが、2017年6月5日に発表されたガートナー社のマジッククアドラントでAzureがAWSに近づいてきています。

 

また、直近の市場シェアの伸び率ではAzureが一位というレポートも出ています。

 

 

そのため、「クラウド使い始めるならAWSでしょ!」という風潮から「Azureってどうなの?」と比較されるユーザさんが増えてきています。

 

そこで、AWSとAzureの比較、使い所を纏めてみたいと思います!

 

 

選択できるリージョン

Azure:36個のリージョン(さらに6つのリージョンを追加予定)

AWS:16個のリージョン

こういう時は選択できるデータセンターの数が多い方が選択肢の幅が広がり嬉しいですよね。カバーしているエリアはほぼ一緒ですが、Azureは南アフリカのNorthとWestにリージョンを作る予定のようです。

国内のデータセンター

Azure:東日本、西日本にリージョンがあり、高速なネットワークで接続

AWS:東京リージョンのみ(2018年に大阪リージョン開設予定)

日本国内に地理的に離れたデータセンターがあり、克、データセンター間は高速なネットワークでつながっていてほしいですよね。

仮想マシンの課金単位

Azure:一分単位

AWS:一時間単位

オートスケールなど一時間も起動していないインスタンスもシステムによってはありますので、一分単位など細かな時間で課金されると嬉しいですね。

ServerlessでAPIを作成

AWS:API Gateway +Lambda

Azure:Funtionsのみ(プレビュー)

AWSはServerless Frameworkなどを使うことでAPI Gateway+Lambdaの構成を簡単に構築できますが、AzureはそもそもFunctions一つで構成できてしまうのでとても便利ですね。
また、FunctionsはBash, Btach, C#, F#, JavaScript(Node.js), PHP, PowerShell, Python, TypeScriptとLambdaよりも対応言語が多いのが嬉しいです。
そして、先日発表されたEvent Gridにより複数のサービスとの連携も容易になりました。

マネージドサービスのMySQL/Postgres

AWS:RDS

Azure:Azure Database(プレビュー)

RDSが強力でAWSを使っているというユーザも多いと思います。バックアップや監視、スケールアウト、スケールアップが簡単に行えるのはDatabaseを管理する人にとってはとても心強いですよね。
Azureはまだプレビューですが、SQL Databaseでのノウハウがつまった強力なアーキテクチャでのMySQL/Postgresがあります。こちらの正式リリースが待ち遠しいです!

簡単に使えるAI

AWS:3種類(音声、画像の2カテゴリ)のAPI

Azure:29種類 + α(ラボ)のAPI

AWS、GoogleよりもAzureの競争優位性が高い領域の一つがこれ。数が多いだけでなく、特に視覚(画像認識)は人間の誤認識率よりも低かったたという研究発表もあり非常に精度も高いです。
また、画像分析(ConputerVision)は100万迄1,000枚につき¥103の課金(5,000枚まで無料のプランもあり)と安価に使い始められるもの魅力ですね。

まとめ(使い分け例)

 

利用用途 向いているクラウド 理由
サービスをグローバルに展開し、ユーザに近いデータセンターにリソースを配置したい Azure Auzreは他のクラウドと比べリージョン数が多く、カバーしているエリアも広い

 

ディザスターリカバリーを国内のデータセンターで構成したい Azure Azureは日本の東西に利用できるデータセンタがあり、克、高速なネットワークで結ばれている。またバックアップ、リストアを簡単に行えるサービスも充実している
IaaSを中心としたサービスを利用したい AWS AWSはIaaSに付随するかゆいところに手が届く機能が多く、また選択できるインスタンスタイプも豊富。サーバーエンジニアにとってはサービスの概念が理解しやすくキャッチアップしやすい
Serverless Architectureでモダンなシステムを組みたい Azure AzureのFunctionsは多くの対応言語、シンプルな構成、Event Gridによる多様なな組み合わせが可能
MySQL、Postgresを利用したい AWS(現時点では) AWSはRDSという強力なデータベースのPaaSがあり、大規模な本番環境での実績も多い
簡単に使えるAIを利用したい Azure Azure Cognitive Serviceは種類、認識精度が高く、安価に使える。また、カスタムも一部可能なため、適用範囲が広い

 

 

クラウドを選択する際の参考になれば幸いです!あでゅ〜