Azureサービス徹底解説 – リザーブドインスタンス –

Xseedブログをご覧のみなさま、どうも。プロフェッショナルサービスグループの鶴見です。
「またお前か」という声が聞こえなくもないですが、せっかく会社のブログをやっていくのであれば、なるべく頻繁に更新していきたいという思いから筆が動いておりました。

前回の記事Azure最新アップデート – NSGの拡張ルールがGAに –を見習ってAzure最新アップデートを書いていきたいと思っていたのですが、あまり大きな更新がなかったので前回と少し毛色の違う内容で書いていこうと思います。

というわけで去年の暮れにリリースされた気になるサービス、リザーブドインスタンスについてまとめていきたいと思います。

 

ちなみに。。。

 

前回の記事を書いた時点からの更新内容(Azure Updateより抜粋)

 

 

  • Region expansion: Global VNet Peering
    リージョンをまたいだVnet Peeringが使用可能なリージョンが拡大。米国西部中央、米国西部2、カナダ中央が対象。

 

 

リザーブドインスタンスとは

話を本題に戻します。

リザーブドインスタンスは事前に使う期間分インスタンスを予約することによって通常の従量課金のインスタンスよりも安い金額で利用できるサービスです。
ただし、いくつかの制限が存在します。代表的なものは以下になります。

・インスタンスの停止時間中も課金が発生する
・途中で契約を中止する際は中途解約が必要になる
・一部のVMサイズは非対応

この二点目はAzureの特徴でもあり、他のベンダーだと途中解約ができないことが多いのですが、Azureは12%の解約手数料さえ払えば、総リザーブド料金を契約期間の日数で割り、残りの日数分払い戻しを受けることが可能になっております。

 

続いて、気になる値段を見ていきましょう。

 

リザーブドインスタンスの料金

リザーブドインスタンスの割引率はおおよそ30%~50%となっており、契約期間によって値段が変わります。
基本的に、1年契約だと30%の割引で、3年契約だと50%の割引となっております。
この割引は従量課金のインスタンスを24時間動かし続けた場合との比較です。以下は例です。

マシンサイズ 従量課金 リザーブド (1年) リザーブド (3年)
B2MS 12,789.50円 6,927.65円 (-46%) 4,930.52 (-61%)
D1_v2 13,117.44円 7,336.75円 (-44%) 6,191.43円 (-53%)
H8 158,311.10円 92,899.35円 (-41%) 75,275.25円 (-52%)
F1 8,936.26円 7,281.00円 (-19%) 6,147.98円 (-31%)
L4 45,091.20円 41,488.82円 (-8%) 39,087.51円 (-13%)

 

あくまでも一部だけ切り出しておりますが、結構サイズによって割引率も変わりますね。
B2MSサイズは最大で60%ほどの割引があるのに、L4サイズは15%ほどしかありません。
使用する前にどれだけの割引があるかは見ておいた方がよさそうですね。

 

リザーブドインスタンスの利用方法

あまり長々と書いても読みづらいので、最後にどのように利用するのか記載して終わります。
使用方法は大変簡単で、Azureポータルの左下にある「その他のサービス」から「全般」カテゴリの中の「Reservation」を選択します。
ページ表示後、左上の「追加」を選択すると購入画面に遷移できます。

 

 

 

後はリージョンやサイズ、期間等を選択するだけです!
※Microsoft.Capacityのリソースプロバイダーを登録していないと登録作業が走り、時間がかかるので注意。

 

終わりに

他ベンダーのリザーブドインスタンスと比較すると途中で払い戻しができる分、利用の開始はしやすいかと思います。
既に日本リージョンでの使用も可能なのですが、あまり話題に上がらず少し日陰なサービスとなってしまっていますが、ライトな使い方にもヘビーな使い方にも対応できる柔軟なサービスですので、是非利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

次の記事では何かしらのアップデートに関して書きあげていきたいと思います!
ではでは。