Azure最新アップデート – 仮想マシンのバックアップ、他 –

Xseedブログをご覧のみなさま。
どうも、こんにちは。プロフェッショナルサービスグループの鶴見です。
1月も後半になり、Azureも少しずつアップデートが増えてきた印象ですね。

そんでもって、先日ちょっとしたアップデートが仮想マシンに施されたので、
そこについて今回はお話ししていきたいと思います。

 

仮想マシンのバックアップ

いや、だいぶ前からバックアップの機能はあるやんけ。
と思った方もいらっしゃると思います。確かにバックアップ機能は以前からあり、Azure Backup Serviceからでも、仮想マシンのメニューからでも開始することが出来ました。

今回のAzureのアップデートは
ポータルで仮想マシン作成時にバックアップの構成までできるようになった
という部分です。

プチアップデートですが、これが結構便利なんです。
既にARMテンプレートやTerraformを利用して仮想マシンの作成をテンプレート化している方は、バックアップも同時に実装済みかもしれませんが、ポータルでポチポチ派からすればいちいち画面を遷移せずに、バックアップコンテナの作成(選択)からバックアップポリシーの作成(選択)までできるのは楽です。
し、忘れる事の防止にもなりますしね!

設定する場所としては仮想マシンの作成メニューの「オプション機能の構成」のブレードから行えます。
(以下の画像の右下の部分)

 

ものすごく短い内容になってしまったので、もう一つくらいアップデートに関して書いておきたいと思います。

 

Azure StorageのZRSがPublic Preview

Azureのストレージには4つの冗長性プランが元々ありました。
LRS、ZRS、GRS、RA-GRSがその4つになります。
それぞれのざっくりとした概要は以下の通りです。

  • LRS(Local Redundant Storage)
    -1つのリージョンの単一施設内で3回複製を行う
  • ZRS(Zone Redundant Storage)
    -1~2リージョン内の2~3の施設で3回複製を行う。
  • GRS(Geo Redundant Storage)
    -プライマリリージョンで3回、セカンダリリージョンで3回の合計6回複製を行う。
    -セカンダリリージョンへの複製は非同期で行われる。
  • RA-GRS(Read Access Geo Redundant Storage)
    -GRSのセカンダリリージョンのデータにアクセス権限が付与される。
    -手動でのフェールオーバーが可能なプラン。

 

新しくパブリックプレビューになったZRSも元々Azureに存在しておりましたが、対象のストレージがページBlobのみに限定されておりました。
しかし、Azureにアベイラビリティゾーンの概念が登場したため、対象が拡大されパブリックプレビューになりました。
利用できるリージョンはアベイラビリティゾーンと同様に米国東部2、米国中央部、ヨーロッパ西部の三か所です。

また上記のZRSを使用する場合はAzure Storageの種類をStorageV2(General Purpose v2)を使用する必要があります。
画面でいうと下記図のような感じです。

 

今回の記事は以上の二つのアップデートの紹介で終了とします。
やはりクラウドはどんどん新しいサービスや機能が提供され始めるので、日々追いかけることが重要になってきますね。
少し前まではベストプラクティスと思われていた構成も、どんどんと刷新していく必要があるので、エンジニアの力が試されているような感じもします。

今後も気になるアップデートを取り上げていくので、定期的に見ていただけるとありがたいです。
ではでは。