Azure最新アップデート – Azure Database for MySQL/PostgreSQLアップデート –

Xseedブログをご覧の皆様。
どうも。プロフェッショナルサービスグループの鶴見です。

個人的には一週間に一回は更新するように心がけてはいたのですが、4週間くらい空いてしまいましたね。
今回は是非共有していきたいアップデートあったので、投稿させていただきます。

 
早速内容に入っていくのですが、昨年の秋にパブリックプレビューになった話題のAzureサービスをご存知でしょうか。
はい。 Azure Database for MySQL/PostgreSQL です。
既に実装されているAWSと比較してウィークポイントだったため、結構大きな反響を生んだかと思います。
そんなMySQLとPostgreSQLですが、最近アップデートがございました。それが以下になります。

Updates to Azure Database for MySQL and Azure Database for PostgreSQL

おお、いい感じですね。以下はアップデートの内容を一つずつ書いていきたいと思います。

 

アップデート内容

① 価格体系の変更

まずは以下の画像を見ていただければと思います。

かなり変わってますね。

 

まずはプランの説明から。

元々BasicとStandardの二種類で提供されており、いずれPremiumプランが実装されるといわれてましたが、大きく変わりました。
Basicはそのままですが新たにStandardがGenerel Purposeに変更され、Memory Optimizedが追加されました。
Memory Optimizedはより高速なメモリ内パフォーマンスを要求するシステムに対応するために作成されたようです。

性能比較は以下の図が一番わかりやすいかと思います、

[https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/mysql/concepts-pricing-tiers より引用]

端的にいえばメモリはプランが上がるごとに倍々になっているんですね。

一点注意しなくてはならないのは、一度選択したプランから変更できない仕様になったようです。
記憶が正しければ更新前は自由に変更できたような気もしますが。。。

 

②性能指標の変更

またここまでスルーしてきましたが、性能指標がComputing UnitがvCoreに変更されました。
Computing UnitはCPUとメモリの性能を合わせた少しわかりづらい形だったのですが、
vCoreは基盤となっているハードウェアの論理CPUを表しているそうです。
結局メモリの性能もvCoreに複合されているためにあまり変わらないですがコアという表現を使った方がなんとなくわかりやすいですよね。

Computing Unit対vCoreの比較は以下の様になっています。

[https://azure.microsoft.com/en-us/blog/updates-to-azure-database-for-mysql-and-azure-database-for-postgresql/より引用]

そしてvCoreに変更されたことによってCPUの世代を選択することが可能になりました。
現在Intel E5-2673 v3(Haswell)ベースの第四世代とIntel E5-2673 v4(Broadwell)ベース第五世代が提供されております。
上に載せた図からもわかる通りMemory Optymizedプランでは第五世代のみ選択可能となっているようです。

※私が試した所、第五世代が提供されているのは一部のリージョンのみで、東日本はまだ対応していないようです。
第五世代が作成できないということはMemory Optymizedプランも選択できないということになります。

③ストレージの仕様変更

ストレージもまた使用が変更されました。まずは全プランで5~1024GBで選択可能になりました。
そして1GB単位でストレージ容量の調整が可能になり、作成後でもダウンタイムなしで変更できます。
そしてIOPSもBasic以上は値が表記され最低でも100IOPSは保証されるようです。

ストレージに関してまとめた表は以下になります。

[https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/postgresql/concepts-pricing-tiers#storage より引用]

プランによってストレージのタイプも変わるんですね。初めて知りました。

 

④バックアップの冗長レベルの追加

今まではローカル冗長のみが提供されておりましたが、Geo冗長が提供されるようになりました。
Basicプランではローカル冗長プランしか選択できませんが、General Purpose,Memory Optymizedプランでは両方とも選択可能です。
Geo冗長を選択した場合、対向リージョンはペアリージョンが自動で指定されます。(東日本であれば西日本といった感じ)
ただ、あくまでもサーバーのバックアップデータに関してのみなので、DB自体のGeo冗長はまだ実装されてないようですね。
またこちらの設定もプランと同様に作成後に変更することはできないようです。

 

⑤バックアップのリテンション設定

バックアップのリテンション設定は全プラン共通で7~35日の間で自由に選択可能になりました。
こちらはいつでも変更が自由に行えそうです。

 

おわりに

GAを期待してたので、「アップデートかよ!」となりましたが、近いうちにGAが期待できそうなアップデートですね。
まだパブリックプレビュー期間のせいか、以下の画像の様に現状どれだけ性能を積んでも無料っぽいので試してみるなら今しかないかもですね!

 

また面白そうなアップデートがあったら登場します!
ではでは。